バスの歴史
明治時代
明治35年頃に大阪で製造された石油発動車を使い、明治36年に乗合自動車を営業運行したと推察されています。
これがおそらく日本で初のバス事業の始まりです。
明治36年3月に大阪で開催された内国勧業博覧会へ旅客輸送の為に、臨時路線バスが開設されたといわれています。
同年9月20日、京都市内でのバス営業運転始めましたが、初日から営業中止勧告を受けることに。
11月21日に正式にバス営業を開始。日本バス協会は試運転の日である9月20日をバスの日と定めました。
大正時代
大正12年9月1日に関東大震災が発生すると、被災地は鉄道軌道が寸断されました。
それによって人々の日常の足が奪われましたが、T型フォードを輸入し、11人乗りに改造後、バス事業を開始しました。
このバス事業は人々から好評で、恒常的な運行へと変化しました。後に「円太郎バス」との愛称も付けられました。
この「円太郎バス」での成功によって全国にバス事業が広まりました
第二次世界大戦前
バス会社同士の競合も激しさを増した為、1933年に自動車交通事業法が整備されました。
現在、国内で路線バスを運行する事業者の多くが、この時期に誕生したと言われています。
昭和40年代
昭和44年に開通した東名高速道路に長距離高速バスが運行するようになりました。
自動車交通量の増加により、渋滞が恒常化し、路面電車やトロリーバスが次々とで廃止。
その為代替バスの運行が始まりました。
昭和60年代
昭和60年代の都市部では、人口の校外への広がりに伴い、深夜運行サービスも広がりました。
また、夜行高速バスもしだいに数を増やしました。
平成〜現在
平成15年日本のバス事業は100周年を迎えました。
バスは、日常にかかせない公共交通機関として重要な役割を担いながら、さらなる進展を遂げています。
リフトバス・トイレ付バスについて
リフト付バス
リフト付バスとは、車いすに乗ったまま乗降・観光できるバスです。
デイサービスや老人ホームなどで遠足や旅行に出かける場合など、自力歩行が困難で車いすの方がいらっしゃるときは、リフト付バスが便利です。
電動リフトとなっておりますので、力もいらず楽々乗降できます。
もちろん、乗降の際は乗務員がサポートさせていただきます。
リフト付きバスには大型バスからマイクロバス、小回りのきくミニバス(ジャンボタクシー)まで様々な種類があり、
テレビや冷蔵庫などの設備やサロンタイプのバスもあります。
車内に車いすを固定する場合のスペースは車種やバス会社によって異なり、1台から4台分のスペースのバスが多いようですが、最大6台分のスペースがあるバスもあるようです。
但し、バスの仕様によっては車いすの固定スペースがない場合もございます。
リフト付バスを所有しているバス会社は都道府県によって異なり、所有台数も少ないので、お早目にお問合せ下さい。
バスタイプ | 乗車可能 車いす台数 | 正席 |
---|---|---|
ミニバスタイプ(ジャンボタクシー) | 1台 | 2名 |
マイクロバス | 1〜2台 | 〜20名 |
中型バス | 1〜4台 | 〜20名 |
大型バス | 1〜5台 | 〜25名 |
※リフト付バスなどの特別仕様の場合、割増料金が加算されますので予めご了承ください。
トイレ付バス
バス車内にトイレが付いており、「トイレが近いのでバスで旅行に行くのが心配」という方にお勧めです。
しかし、バスの車内にトイレを設置することにより、通常タイプのバスよりも座席数が少なく、清掃に手間がかかるため料金が高くなります。
そのため、保有しているバス会社は多くありません。
また、トイレが付いてるバスは大型バスがほとんどで、小型・マイクロバスにトイレが付いてる車両はありません。
貸切バスの運行に際しては、4時間毎に30分の休憩をとることが法律で定められており、通常2時間に1回15分の休憩をとります。
心配であれば、1時間ごとに休憩を取ることも可能で、一般的なバスツアーでは、だいたい1時間30分ごとにトイレ休憩を取っているようです。
トイレが付いてるバスは、途中でトイレ休憩が不要になる為時間も短縮されると思われがちですが、
上記の内容を踏まえると、料金の高いトイレ付きのバスを借りるよりも、
通常タイプのバスを借りてこまめにトイレ休憩を取る方がオススメです。
貸切バスのプロが教える!貸切バスをお得に借りるには?(2)
せっかく貸切バスの手配をするなら安く手配したいですよね。
バスをお得にレンタルする方法をお伝えしています。
貸切バスならではの料金の算出方法を知った上で、バスを安く借りるポイントを見ていきましょう。
貸切バスの料金計算について
そもそも、貸切バスのバス料金は基本的に『時間制運賃』+『キロ制運賃』で算出されます。
バス料金はお客様が乗車してから下車するまでの料金と思われがちですが、そうではございません。
バスが車庫(出発前の点検時間含む)を出てから帰庫するまで(帰庫後の点検時間含む)の距離・お時間で計算されます。
※上記イラスト参照
時間制運賃(拘束時間)
出発地から終着地までの時間ではなく
バスが車庫を出てから戻るまでの時間+出庫・帰庫点検の時間(計2時間)で計算されます。
キロ制運賃(走行距離)
出発地から終着地までの距離ではなく
バス会社の車庫を出てしてから戻るまでの距離で計算されます。
上記をふまえ、貸切バスの料金に含まれているものは
- バスの車両代
- ガソリン代
- ドライバー代
- 回送代金
になります。
見積もりの際に気をつけておきたいのは、貸切バス料金に含まれていない料金についてです。
2日以上の送迎利用の場合、乗務員宿泊代が別途必要になる外、行程によっては下記の料金が発生する場合があります。
- ・乗務員仮眠所
- ・有料道路代金
- ・駐車場代金
- ・フェリー代金
その他、下記に該当する場合も別途料金が加算されます。
その他料金
- 「交替運転者配置料金」長距離・夜間運行における交代運転手を配置する場合に適用されます。(乗務員2名運行の場合など)
- 「深夜早朝運行料金」22時〜早朝5時の間に点検や走行する場合に適用されます
- 「特殊車両割増料金」標準的な装備を超える設備(リフト付等)を有する車両に適用されます。
では、ここからは「貸切バスを安く賢く手配するポイント」をお伝えいたします!
POINT1 【貸切バスご利用の時期】
貸切バスには「ハイシーズン」と「オフシーズン」がございます。
ハイシーズン:7月中旬〜11月下旬
オフシーズン:12月〜2月
基本的にバスが混み合う「ハイシーズン」の方が高くなります。
また、春休みや夏休み、お祭りや大きな大会・イベントがある日もバスが混み合うので必然的に高くなります。
貸切バスを安く手配するなら「オフシーズン」がオススメです。
POINT2 【貸切バス利用の曜日】
曜日によってもバスの料金は変わってきます。
もちろん利用者が多い「土日祝日」の方が高くなります。
また、金曜日も比較的貸切バスの利用者が多いため高めです。
曜日に制限がないなら、月曜日〜水曜日で手配するのがバス代金を抑えるコツです。
POINT3 【貸切バスの利用時間】
もちろん利用時間が短ければ短いほど料金が安くなります。
(3時間+点検時間2時間を加えた5時間が最低料金となります)
1ヶ所に集まってからバスを使いはじめるのも利用時間を短くするコツです。
また、「その他料金」で解説しましたように、22:00〜5:00に係る運行は割増料金がかかったり、乗務員2名で運行する場合は交代運転手の割り増し料金もかかったりします。
早朝・深夜運行を避け、昼行9時間程度で行程を組むのも費用を抑えるポイントです。
POINT4 【貸切バスの利用距離】
こちらもバスの走行距離が短くなればなるほど安くなります。
500Kmを超えると乗務員2名での運行となり、割増料金がかかるため、長くとも500Km以内にはおさめましょう。
POINT5 【貸切バスの利用車両】
小さいバスの方が安くなるので、大型バス1台より小型バス2台の方が安いと思われている方もいらっしゃいますが、複数台バスを手配するより1台で運行するほうが安くなります。
利用人数に合わせた車種を選択しましょう。
貸切バスの中にはリフト車やサロンカーもありますが、それらを指定すると、割増代金がかかる会社もございます。
必須でなければ、貸切バスは、指定無しで車両を手配することをオススメします。
POINT6 【貸切バスの乗務員宿泊に関して】
2日以上の送迎利用の場合、いったんバスを車庫に戻した方が安くなると思われがちですが、一旦車庫に戻すとその分の回送代金がかかるため、実は高くなる場合があります。
運転手の宿泊代金(1泊2日朝・夕2食付)は通常おおよそ6,000〜8,000円程ですので、
回送代金の方が高くなる場合は、利用時間が短い送迎でも乗務員の宿泊先を手配したほうがお得です。
もちろん行程によってはバスを一旦車庫に戻した方が安くなる場合もございますので、その場合は安い方をご提案させて頂きます。
※運転手の宿泊のお手配とお支払いはお客様負担となっております。お客様がご宿泊されるお宿もしくは近隣のお宿にてお願いしております。
※運転手のお宿をご予約される場合は『貸切バスの運転手の宿泊できる1泊2食付のお部屋をお願いします』とお宿側にご相談下さいませ。
いかがでしたか?
貸切バスの料金について、複雑すぎてこうてわからなくなったら、ぜひ全国貸切バス予約センターにご相談ください!
バス料金をお安くするプランをご用意しています!
スタッフ一同お待ちしています!
知らないのは恥ずかしい!?貸切バスの車内マナー
貸切バスを予約する前に知っておきたいマナーについて
全国貸切バス予約センターで日々バスの配車を担当している達人がお伝えする、かしこいバスの使い方シリーズ!
今回は「知らないのは恥ずかしい!?バスの車内マナー」についてお伝えします。
但し、安全で快適にバスを運行するために守っていただきたいルールやマナーがございます。
ゴミ処理代金や清掃代金を別途請求されるなど、予想外のトラブルを回避するためにも、ご予約の前に、知っていただきたいマナーをまとめました。
1.シートベルトの着用
道路交通法の改正により、平成20年6月1日から後部座席におけるシートベルトの着用が義務化され、
バスのお客様につきましてもシートベルトの着用義務の対象となっています。
お客様の安全のため、法律の趣旨をご理解いただき、シートベルトを必ずご着用いただきますようお願い申し上げます。
また、幹事様は同乗者へのシートベルト着用のご案内を必ずお願い致します。
ゴミのお持ち帰り
移動中の飲食はOKですが、ゴミは各自お持ち帰り頂くようお願いしております。
車内にゴミを散らかしたりすると、ゴミ処理代金や清掃代金を別途請求される場合がございます。
バス会社によっては有料でゴミ処理をしてくれる場合もございますので、事前にご相談くださいませ。
時間厳守
安全に運行するためにも、貸切バスは事前に決められたスケジュール通りに運行することが義務付けられております。
その為、当日の時間変更やスケジュールの変更はできません。
誰か1人でも遅れてしまうと、行きたかった場所にいけなくなることもございます。
集合時間などあらかじめ余裕をもって設定し、
遅れ等がないよう幹事様は皆様に呼びかけをお願い致します。
車内での喫煙はNG
弊社提携のバス会社は基本的に禁煙車でございます。
車内での喫煙は周りのお客様の気分を害したり、バスを次に利用される方が不快に思われる可能性もございますので、お断りしております。
予めご了承をお願い致します。
ペットの乗車
ペットのバスへの乗車はお断りしております。
次にご乗車のお客様の中に、もしかしたら動物アレルギーの方がいらっしゃるかもしれないからです。
ご理解いただきますようお願い致します。
バス車内で泥酔・暴れるなどの迷惑行為
楽しい旅行や研修でテンションも上がりみんなでワイワイしたい方も多いかと思います。
ただ、貸切バスも他の公共交通機関と同様に迷惑行為は禁止されています。
バス車内の備品を壊したり汚したりすると清掃代や修理代を請求されるだけではなく、
次の運行に支障をきたす場合は、損害賠償金を請求されることもございます。
車内は仲間内の利用だからといって羽目を外しすぎない様お気をつけくださいませ。
お客様には車内で快適にお過ごしいただきたいと思っております。
また、なにより安全に運行させて頂くためにも乗車されるお客様のご協力も必要となりますので宜しくお願い致します。
レンタルバスと貸切バスの違い
「貸切バスとレンタルバスとの違いってなに?」
「どちらが旅費を安く出来るの?」
「貸切バスって高いよね・・・」
そういう疑問を抱えている方もいらっしゃると思います。
そこで、今回はレンタルバスと貸切バス、双方のメリット・デメリットをご紹介します。
レンタルバス
レンタルバスでよく利用されているのがハイエースなどのワンボックス型バンやマイクロバス。
マイクロバスは定員が10名~最大20名。
短距離移動の送迎などに向いています。
定員がギリギリで荷物が多く、移動距離が長い等、部活動などの遠征では小型バスのほうが車内でストレスなく過ごすことが出来るようです。
では、レンタルバスのメリット・デメリットをみてみましょう。
○ 〈メリット〉
・行程は自由自在。当日の変更もOK。
・カーナビやETCなどのオプションをつけなければ安くなることもある。
× 〈デメリット〉
・中型免許(限定解除)以上の運転免許が必要
・レンタルバス会社までご自身で取りに行き、返却する必要がある
・マイクロバスまでしか借りられない(大型・中型のレンタルは無し)
貸切バス
貸切バスは大人数で利用するイメージが強いですが、最小9席のマイクロバスでも利用出来ます。
最大のメリットはプロのドライバーが運転する事でしょう。
貸切バスのメリット・デメリットはこちらになります。
○ 〈メリット〉
・プロのドライバーが運転するので安心
・最小9席〜最大60席まで、ご乗車人数に合わせたバスの手配が可能
・ご希望の場所まで送迎可能(バスが進入・配車可能な場所に限る)
・ルートなども事前に確認するので、時間通りに運行が可能
・車内でお酒を飲んだり、ゲームをしたりと、移動中もみんなで楽しめる
× 〈デメリット〉
・レンタルバスよりも料金が高い
・事前のご入金が必要
・事前に行程を決める必要があるため、当日の行程変更は不可
いかがでしたか?
一般的に貸切バスの方が、レンタルバスよりも高いイメージがありますね。
しかし、条件によっては貸切バスのほうが安い場合もありますし、
レンタルバスのように運転手の方へのストレスもなく、みんなで楽しく快適に移動時間を過ごせるメリットがあります。
レンタルバスは、安くバスを借りられる=旅費をお得にするイメージがありますが、中型免許(限定解除)以上の運転免許をお持ちでも、大型・中型のバスは借りることができません。
快適なバスの旅、または送迎をご検討の際は、ご乗車の人数・行程を確認の上、貸切バスのご予約をご検討下さい!
全国貸切バス予約センターでは、お見積りは無料ですので、お気軽にご依頼下さい。
貸切バスを手配する時に便利な【貸切バス用語集】
はじめて貸切バスを手配する人必見!
貸切バスを手配している上で分からない言葉がでてきたらこのページをチェック!
それでも分からない場合はお気軽に全国貸切バス予約センターのスタッフへお尋ねください。
あ行
【アイドリングストップ】
アクセルを踏んでいないときはエンジンを切ることです。
駐車場などでは「アイドリングストップ」が推奨されていますので、観光などから戻ってきてすぐは空調がきいていない場合がございます。
ご理解いただきますようお願いいたします。
【1泊2食】いっぱくにしょく
宿泊に夕食と朝食がセットになったプランです。
乗務員の宿泊が伴う場合、1泊2食付のプランでご手配をお願いすることがほとんどです。
【インバウンド】
外国人が日本へ旅行に来ることです。「訪日旅行」とも言います。
大きい船が来る日や旧正月などは特に外国人の方で混み合いますので、早めのご予約をお勧めいたします。
【ウェルカムゲート】
西日本高速道路上にあるサービスエリア・パーキングエリアで、一般道からでも施設に出入りできるようになっているゲートのことです。
近くにご自宅がある場合、集合場所としても用いられます。
か行
【回送】かいそう
バス会社の車庫から出発地まで。
終着地からバス会社の車庫までの間のお客様がご乗車されていない区間のことを言います。
【回送代金】かいそうだいきん
回送区間に有料道路を利用する場合に発生する代金です。
通常バス代金に含んでお見積りしています。
【ガイド】
主に観光地や車窓からの景色の案内、乗降時の誘導、ツアーの時間管理・調整等を行います。
ガイド付き希望の場合は事前にお申し付けくださいませ。
【貸切バス】かしきりばす
道路運送法において「一般貸切旅客自動車運送事業」にあたる事業で、車両定員11名以上の自動車を用い、予約者の依頼にそって作成された「運行指示書」を基に運行するバスです。
ツアーバスや路線バスとちがい、ある程度自由に行程を組めるメリットがあります。
バスの料金もお客様が利用するお時間・距離によって変動します。
【片道】かたみち
A地点からB地点までお送りして終了の行程が片道です。
主に短い運行の時に用いられます。
「A地点ー(途中数ヶ所観光)−B地点」のように終日使う場合は片道に当てはまらない場合もございます。
【仮眠所】かみんじょ
法律で定められた拘束時間や運転時間を越える場合は、仮眠所のご手配をお願いしております。
目的地周辺で到着後から出発するまで利用可能なホテルなどをご手配いただいております。
インターネットには載っていなくても、直接電話で交渉すれば受けてもらえることも多いので、1度近隣のホテルにご相談いただきますようお願いいたします。
【経由】けいゆ
A地点からB地点に行く間で、滞在時間のない立寄りのことを言います。
乗降のみの場所や、車窓から観光したい場所、指定のルートがある場合などが「経由」に当てはまります。
【行程】こうてい
ご利用の日程・お時間・集合場所・目的地の施設名や住所など、当日運行するスケジュールのことです。
貸切バスご利用の際は事前にすべて決めておく必要がございます。
【後泊】こうはく
終着地から車庫が遠い場合は、1泊して翌日車庫へ帰る場合がございます。
夜行運行や乗務員2名で運行するよりも、後泊をとったほうが安くなる場合は後泊を手配します。
弊社やバス会社で手配する場合と、お客様にて手配をお願いする場合がございます。
詳しくはお見積りの際に個別にご案内させていただきます。
さ行
【サービスエリア】
高速道路上の休憩施設で、休憩所・駐車場・トイレに加え売店、食堂、給油所などが備わっています。
パーキングエリアより比較的大きい施設となっております。
【サロン】
後ろの方の座席を回転させ、コの字型にできるバスです。
テーブルを付けることも可能で、みんなでワイワイ移動したい方にはお勧めです。
【実車】じっしゃ
お客様が実際にバスを利用する区間です。
実車の際にかかる有料道路・有料駐車場代金はバス代金と別途、当日現地にてお支払いくださいませ。
【車掌】しゃしょう
安全に運行するために誘導等を行う者です。
運行経路において、他の車両等と安全にすれ違うことができない区間がある場合等に、車掌の乗務が義務付けられる場合があります。
【乗務員】じょうむいん
基本的に運転手のことを指します。
【乗泊(乗務員宿泊)】じょうはく(じょうむいんしゅくはく)
複数日程の運行の場合、乗務員の宿泊が必要となる場合がございます。
1名1室・1泊2食付・バス駐車場付のお宿のご手配とお支払いをお願いいたします。
お客様と同宿、もしくは近隣のお宿にてご手配をお願いいたします。
複数日程の運行の場合、乗務員の宿泊が必要となる場合がございます。
1名1室・1泊2食付・バス駐車場付のお宿のご手配とお支払いをお願いいたします。
お客様と同宿、もしくは近隣のお宿にてご手配をお願いいたします。
【深夜早朝時間】しんやそうちょうじかん
午後10時~午前5時までのことを指します。
運行がこの時間にかかると、深夜早朝料金が加算されます。
【素泊まり】すどまり
食事のない宿泊プランのことです。
乗務員の仮眠所などは素泊まりで大丈夫なことがほとんどです。
【正シート】せいしーと
補助席やガイド席、運転席を除いたお客様が座れる席のことです。
ご乗車の方皆様が正シートに座れるようなバスを選ぶことをお勧めいたします。
【前泊】ぜんぱく
ご出発地が車庫から遠い場合は、前日から出発地へ向い周辺に宿泊する場合がございます。
夜行運行や乗務員2名で運行するよりも前泊をとったほうが安くなる場合は前泊を手配します。
弊社やバス会社で手配する場合と、お客様にて手配をお願いする場合がございます。
詳しくはお見積りの際に個別にご案内いたします。
【送迎】そうげい
A地点からB地点へ送ったり、迎えに行ったりすることです。
「空港からホテルとの往復」や「大学から合宿場所の往復」などが送迎にあたります。
た行
【ツーマン(エムツー、ツードラ、エムエム)】
運転手2名で運行することを言い、交代で休憩を取りながら運行します。
長距離運行や長時間運行、夜行運行の場合に乗務員2名で運行します。
な行
は行
【ハイウェイオアシス】
高速道路上のサービスエリア・パーキングエリアに連結されている、道路区域外の都市公園・地域振興施設等の呼称です。
インターチェンジを出なくても楽しめるようになっており、温泉やプール、観覧車などが併設されているところもあります。
ウェルカムゲートやぷらっとパークのように、一般道からは入ることができませんのでご注意くださいませ。
【ハイデッカー】
客室の床を通常より高くしたバスです。
眺めがよく、景色を楽しみたいお客様に人気です。
【配車】はいしゃ
バスやタクシーでお迎えにあがる場所です。
出発地と考えてもらって大丈夫です。
【配車権】はいしゃけん
バス会社が営業していい区域(営業区域)のことで、基本的に事業所や車庫がある都道府県が営業区域になります。
出発地 もしくは 終着地 が営業区域にかかっている、バス会社じゃないと運行することができません。
ジャンボタクシーはバスよりも営業区域が狭いので注意が必要です。
【配車地図】はいしゃちず
お迎えにあがる場所の地図です。
googleやYahooの地図に印をつけて返信してもらっています。
【パーキングエリア】
高速道路上の休憩施設で、駐車場・トイレ・場所によっては売店等が備わっています。
サービスエリアよりは小さく簡易的な施設となっております。
【バス看板】ばすかんばん
バスのフロント部分に掲げる団体名です。
大学名やサークル名、会社名などがこちらに掲げられます。
婚礼の場合は「寿 ○○家 ○○家」と記載するのが一般的です。
【ピストン運行】ぴすとんうんこう
A地点からB地点の間を何往復もする運行です。
「最寄り駅⇔イベント会場」など、短距離を何度も往復する場合に使われます。
乗務員の運転時間に考慮し時間を組む必要がございますので、ご予約前に1度ご相談くださいませ。
【昼行運行】ひるこううんこう
朝出発し、夕方に戻る運行のことを言います。
通常の観光は昼行運行にあたります。
9時間以内におさめると、時間的にも料金的にもちょうどいいかと思います。
【ぷらっとパーク】
中日本高速道路上にあるサービスエリア・パーキングエリアで、一般道からでも施設に出入りできるようになっているゲートのことです。
近くにご自宅がある場合、集合場所としても用いられます。
【補助席】ほじょせき
正シートの側面についている折り畳み式の補助椅子です。
通路をふさいでしまうので、乗り降りが多い観光での利用はお勧めしません。
また、シートベルトが付いていなかったり、座席のつくりも簡易的だったりするので、高速利用の場合や長距離運行の場合も不向きです。
ま行
【緑ナンバー】みどりなんばー
営業用登録のナンバープレートです。
道路運送法に基づき、運輸局の認可を受けているもので、貸切バスはすべて緑ナンバーです。
や行
【夜行運行】やこううんこう
夕方~夜にかけて出発し、早朝に目的地へ着く運行のことを言います。
深夜料金が加算されたり、乗務員2名運行になったりするので料金が高くなります。
【有料道路代金】ゆうりょうどうろだいきん
当日お客様が乗車している間に発生する通行料のことです。
高速道路を利用する際に発生する料金がこちらにあたります。
基本的には当日ドライバーへお支払いをお願いしておりますが、ご結婚式等ではバス代金と一緒に事前のお振込みもできますのでお気軽にご相談くださいませ。
ら行
わ行
【ワンマン】
交代運転手やガイド、車掌などが乗務せず、運転手1名で運行することを言います。
貸切バスをお得に借りるには?(1)
貸切バスのプロが教える!バスをお得に借りるコツ
■■第1弾!結局どのバスを借りるのが安いの?■■
【小型・マイクロバス】【ジャンボタクシー】の
博多駅付近のホテル 9:00発
-柳川で川下り(10:40~11:50)
-御花で昼食(12:00~12:30)
-太宰府天満宮観光(14:00~16:00)
-福岡タワー(16:50~18:00)
-博多駅付近のホテル 18:30着後終了
■料金:
大型バス 正シート45席+補助8席 86,000円(税込)
中型バス 正シート27席+補助0席 78,000円(税込)
小型バス 正シート25席+補助0席 66,000円(税込)
マイクロバス 正シート21席+補助6席 64,000円(税込)
※オフシーズン/平日利用のお見積りです。
有料道路・有料駐車場代金、その他施設利用費等は別途かかります。
補助席も入れたMAXの人数で利用したと仮定します。
1人あたりで計算すると、
ぜひ1度お問合せくださいませ^^
貸切バスの営業区域って?貸切バスを格安でレンタルする方法
最近すっかり春ですね^^
あったかくなるとバスでどこかへ出かけたくなります!
★貸切バスを、格安でレンタルしたい方
★団体でバス旅行の幹事をまかされたけど、バスの予約方法がわからない方
★バス旅行で県をまたぐ旅を検討中の方
必見です!
今回は具体例をみながら、ご紹介いたします!
貸切バスの営業区域(配車権)とは
バスの営業区域に関しては「道路運送法」に定められています。
一般旅客自動車運送事業者は、発地及び着地のいずれもがその営業区域外に存する旅客の
運送(路線を定めて行うものを除く。)をしてはならない。
バス旅行の活用事例
それでは活用事例を具体的に見ていきましょう!
東京駅 10:00発 - 浅草観光 - スカイツリー観光 - 東京駅 16:00着後終了
この場合はバスの発着地・観光地すべて東京なのでもちろん、東京のバス会社しか運行できません。
東京駅 10:00発 - 海ほたる - 三井アウトレットパーク木更津(千葉)でお買い物
ー 海ほたる - 東京駅 17:00着後終了
この場合は、バスは千葉にも行っていますが千葉のバス会社も運行できるのでしょうか?
発着が東京の場合東京のバス会社しか運行できません。
この場合はバスの出発地が東京、終着地が千葉のため
東京のバス会社でも千葉のバス会社でも運行可能です。
1日目:羽田空港 9:00発 - 箱根観光 - 箱根の旅館 17:00着
2日目:箱根の旅館 9:00発 - 富士山とその周辺観光 - 静岡市内のホテル 17:00着
3日目:静岡市内のホテル 9:00発 - 焼津市内観光 - 静岡空港 17:00着後終了
はい、なかなかハードな行程ですね。
無理やり作りました!笑
(神奈川車庫⇒羽田空港 と 静岡空港⇒神奈川の車庫)
要するに、格安でバスを借りるにはどうしたらいいの?
だんだん難しくなってきましたねー。
バスの方が安くなる?ジャンボタクシーってどんなタクシー?
貸切バスのプロが教える!賢いバスの使い方!【ジャンボタクシー編】
バスの予約以外に、ジャンボタクシーのご要望をお聞きすることが多々あります。
ジャンボタクシーの定員や設備は?
ジャンボタクシーは少人数/短距離の利用で使われることが多い
送迎向きの車両です。
〈乗車人数〉
〈こんな時にお勧め〉
〈設備〉
みなさまのイメージからジャンボタクシーを解説していきたいと思います。
とにかくバスよりも安い!?
■行程:
堺市のご自宅 8:30発
-大阪市内の結婚式場 10:00着(待機)17:00発
ー堺市のご自宅 18:30着後終了
■料金 ジャンボタクシー1台 70,000円(税込)
※有料道路・有料駐車場代金は別途要
定額料金の設定もあるようですが、
ジャンボタクシーの方がマイクロバスよりも高くなってしまう場合もございます。
ジャンボタクシーは呼んだらすぐに来てくれる?
ジャンボタクシーなら言えば自由自在にどこにでも連れて行ってくれる?
当日安全かつスムーズに運行するためにもご理解をお願いします。
ドライバーさんがガイドもしてくれる?
タクシーの大きいバージョン?
一般のタクシーと違う部分もたくさんあるのです。
以上ジャンボタクシーってどんなタクシー?でした!
バスとジャンボタクシーでどちらがお得か気になる方はお気軽に弊社までご連絡ください。
お見積もりは無料です^^
次はジャンボタクシーにもバスの配送にも深ーい関わりがある
【配車権】に関してお話しようと思います!
次回(▶︎貸切バスの営業区域って?貸切バスを格安でレンタルする方法)もお楽しみに!
大型バスとは?
貸切バスの達人が教える!【大型バスってどんなバス?】
こんにちは。
全国貸切バス予約センターで日々配車を担当している
貸切バスの達人がお伝えする!
かしこいバスの使い方シリーズ!
▶ 第1弾!マイクロバスと小型バスの違いって?
▶ 第2弾!中型バスってどんなバス?
第3弾の今回は、大型バスについて ご紹介します。
今回は「観光バスといえばコレ!」と
思い浮かべる方も多い 大型バス のご紹介です!
<大型バスの基本情報>
車内の設備(冷蔵庫・テレビ等)が充実しています。
後部座席はサロンタイプに出来るものもございます。
(車両の長さが12m以上、または旅客席数50人以上)
<大型バスの乗車人数>
25名~最大60名まで
<大型バスはこんな時にお勧め>
・社員旅行、慰安旅行で車内でゆったり移動したい。
・一度に大人数で移動したい。
・荷物が多く長距離の移動がある。など
<大型バスの設備>
テレビ・冷蔵庫・DVD・ETC
<大型バスの座席数>
★具体的な利用方法は以下の通りです
- ・社員旅行/慰安旅行
- ・修学旅行
- ・社会科見学
- ・遠足
- ・団体旅行
- ・結婚式
- ・企業研修
- ・視察
- ・スキー/スノボ
- ・海水浴
- ・キャンプ
- ・合宿
- ・試合
- ・遠征
様々な利用方法がありますね!
荷物が多かったり、大勢で一気に移動されたいお客様にはもってこいです!
特にゆったり乗られたいという方が多い「企業様」には大人気でした。
ただ、路線バスよりも大きいバスになるので
狭い道を運行する場合はマイクロバス2台での運行をお勧めしております。
ルートに関しては分からないことも多いかと思いますので、お気軽にご相談ください!
これからのシーズン、特に夏場は合宿やキャンプなどで
大型バスの需要が高くなります。
大型バスのご利用をご検討されている方は
ぜひ早めにお問合せ・ご予約ください!
中型バスってどんなバス?
貸切バスの達人が教える!【中型バスはどんな時にレンタルすればいい?】
こんにちは。
全国貸切バス予約センターで日々配車を担当している
貸切バスの達人がお伝えする!
かしこいバスの使い方シリーズ!
今回は、中型バスってどんなバス? をご紹介します。
よく問い合わせがあるのは「20~30名くらいなので中型で!」というもの。
そこで、皆様に大人気の中型バスの特徴をお教えします!
<中型バスの基本情報>
大型バス程の乗車人数に満たない場合にお勧め。車内の設備も大型バスとほぼ同じです。
後部座席はサロンタイプに出来るもものもございます。
<中型バスの乗車人数>
約20名~28名まで
<中型バスはこんな時にお勧め>
・少人数だが、荷物が多くゆったり移動したい。
・大型バス程の人数はいないが、長距離の移動がある。など
<中型バスの設備>
テレビ・冷蔵庫・DVD・ETC
基本的には大型バスをちょっと小さくしたようなカンジをイメージしてもらえればいいかと思います。
さて、次に座席数に関してお教えします!
<中型バスの座席数>
・正シート27~28席+補助なし
基本中型バスといえば、このタイプになります!
ただし、同じ中型バスでも、こんな座席数も…
・正シート33席+補助7席
「どうせ同じ中型なら、座席数が多いほうがいい!」
そう思われる方も多いのではないでしょうか?
ちょっと待ったーーーー!!!!!!!
代金は一緒でも有料区分が違うのです。
・正シート33席+補助7席 ⇒ 特大区分(大型と同じ!)
具体的にどのくらい差が出るかというと…
・正シート27~28席+補助なし(大型区分):片道7,130円
・正シート33席+補助7席(特大区分):片道11,090円
その差、往復で 7,920円!!
そのうえ、大きさは同じなのに座席数が多いので、中型33席はちょっと狭めです。
それに中型は取り扱い台数が少なく、比較的古いバスも多くなっています。
もちろん弊社で提携しているバスは、きちんと整備されていて清潔なので安心してください(*´∀`)b
なので、中型バス33席は、とにかく安く済ませたい学生さんには人気ですが、
一般の方は28名超えると大型バスを利用されます。
さて、一番多く利用されている ▶ 大型バスのお話 はまた次回!
お楽しみに~♪
マイクロバスと小型バスの違いって?
貸切バスの達人が教える!【マイクロバスと小型バスの違い】
こんにちは。
マイクロバスと小型バスで大きさも同じのようでどういう違いがあるのか。
よくお尋ねされます。
そこで簡単に、違いやこういうときに利用すると良いですよ、というご紹介をします。
<マイクロバス>
・送迎仕様
・トランクなし
・冷蔵庫など設備なし
★送迎仕様のマイクロバス★
そもそも送迎とは、近い距離や人数や荷物も少ない利用での事をさします。
マイクロバスはバスの中でも一番小さく、地面からの高さも一番低いのであまり長距離だったり、人数が多かったりすると乗っている時に非常に窮屈に感じます。
私も以前20席のマイクロバスに15~16人で乗った時、1時間弱の距離でしたが、正座席に座ったにもかかわらず、なんか狭いな~という事を実感しました。
★マイクロバスのお勧め利用用途★
ご利用が多いのはご結婚式でのご利用や、片道30分~1時間以内の送迎のみや視察など、簡単な動きの時のご利用が良いでしょう!
▼ マイクロバスについて気になる方は下記の記事もご参考にどうぞ
<小型バス>
・観光仕様
・トランクありますが、かなり小さめ。(一部トランクなし)
・冷蔵庫あり
★観光仕様の小型バス★
マイクロバスでももちろん観光はできますが、小型バスはシートのつくりが小型バスの方が少し、ゆったりしている感じのシートになっています。
(分かりやすく言えば、小型バスのシートは中型バスや大型バスで利用しているものと同じようなシートのです。)
マイクロバスよりは若干ですが高さがある為、振動は多少違うかな~
(マイクロより良い)と思います。
トランクが付いているのが良いところでもあるのですが、付いているといっても実際はほとんど大きなものは乗らず、手荷物などを少々載せられる程度なのです。
スーツケースなど人数分ある時には車内も持ち込んで頂いたりなどになってしますので、
荷物が多い時などはさらに大きな中型バスなどをお勧めしてます。
★小型バスのお勧め利用用途★
小型バスは、少人数の旅行や、マイクロバス同様、送迎などに良いでしょう!
▼ 座席シート数などが気になる方は下記の記事もご参考にどうぞ
いかがでしたでしょうか?
マイクロバスと小型バスの違いはなんとなくわかりましたか?
これが正解!という使い方はありませんので
こういう時などうだろう・・・
安いのはどっちなんだろう・・・
どちらが快適に移動できるんだろう・・・などなど
疑問がありましたらお気軽にスタッフへお尋ね下さいませ♪
次回、シリーズ ▶中型バスってどんなバス?に続きます(*´∀`)b