【ジャンボタクシーの上手なご利用方法・前編】運賃が割高になる?3つの要因とは
2021年2月26日
全国貸切バス予約センターのブログをご覧頂き有難うございます。
このブログの担当者は日々全国貸切バス予約センターでバスの配車を行っていますが、
ジャンボタクシーの配車のご案内もいたしております。
コロナ禍で公共交通機関のご利用を控えていらっしゃる方が多い中、最近ジャンボタクシーのお問合せが増えております。
ジャンボタクシーのお見積りをお送りすると
「高い!!」というお声が聞こえてきます。
皆様、ジャンボタクシーは数千円で借りられるイメージをお持ちでしょうか?
残念ながらジャンボタクシーが1万円以下で借りられることは稀です。
それでも少しでも安く、安全に移動ができたらいいですよね?
そこで、ジャンボタクシーを上手に使うコツを、前編・後編に分けてお送りしたいと思います。
今回はジャンボタクシーがなぜ他の交通手段よりも料金が割高になってしまうのか、3つの要因をご案内いたします。
▶続きの記事【ジャンボタクシーの上手なご利用方法・後編】おすすめの利用方法」
ジャンボタクシーが割高になる要因① 距離が短い
距離が短い場合、ジャンボタクシーよりも一般のタクシーを利用した方がお安くなります。
では、実際に頂いたお見積りを例に料金を比較してみましょう。
〈 行程 〉
六本木 10:00発 - 半蔵門 10:15着後終了
(利用時間:約15分 / 利用距離:約4Km)
・ジャンボタクシー料金:22,000円(税込)
・一般タクシー料金:約1,500円×3台=4,500円(税込)
4倍以上も料金が変わってきてしまいますね。
「一般タクシーよりも少し高いくらいだろう」という気持ちでしたら
この金額にはびっくりしてしまいますよね。
「ジャンボタクシー = 一般のタクシーより少し高い」というよりは
「ジャンボタクシー = マイクロバスよりも少し安い」というイメージで
とらえていただけると分かりやすいかと思います。
台数が少なく特別な車両であること、貸切のご利用になるということを踏まえれば
このくらいの料金になってしまうのもしょうがないかなと思います。
ジャンボタクシーが割高になる要因② 距離や利用時間が長い
ジャンボタクシーは距離や時間が長くなれば長くなるほど
貸切バスよりも割高になってしまいます。
距離や時間が長い場合はマイクロバスの方が安くなるので
マイクロバスも合わせてご検討をお願いいたします。
それでは実際のお見積りで料金を比較してみましょう。
〈 行程 〉
1日目:神奈川県相模原市 8:00発 -ルート上にて昼食・観光 - 草津温泉 15:00着
2日目:草津温泉 12:00発 - 神奈川県相模原市 16:00着後終了
(利用時間:約11時間 / 利用距離:約400Km)
・ジャンボタクシー料金:2日間で194,000円(税込)
・マイクロバス料金:2日間で143,000円(税込)
こちらも5万円以上の差があります。
ジャンボタクシーはそもそも長距離・長時間の利用が想定されているわけではございません。
特に県外へ出てしまうと料金が上がる傾向にあります。
6時間を超える利用の場合や、県外への移動が含まれる場合はマイクロバスも合わせてご検討くださいませ。
但し、観光タクシーなどは「貸切料金」として上限が設定されている場合もございますので
詳しくはお問合せいただけると幸いでございます。
ジャンボタクシーが割高になる要因③ 利用人数が少ない
ご乗車の人数が少なければ少ないほど1名様当りの負担額は大きくなってしまいます。
よく友達同士の旅行などで4~6名様のお問合せが来ますが、
もし移動にあまりお金をかけたくない場合、ジャンボタクシーはお勧めしません。
それでは実際にお問合せいただいたお見積りを見てみましょう。
〈 行程 〉
名古屋市 7:00発 - めいほうスキー場 9:00着 / 17:00発 - 名古屋市内 19:00着
・ジャンボタクシー料金:80,000円(税込)
→ 4名様でご利用の場合:1名様あたり2万円
→ 9名様でご利用の場合:1名様あたり約8,900円
1名様あたりの料金が1万円以上も変わってきてしまいますね。
移動には極力お金をかけたくない方はなるべく大人数で移動されることをお勧めいたします。
以上、ジャンボタクシーが割高になってしまう3つの要因でした。
全国貸切バス予約センターでは、行程がお決まりであれば
ジャンボタクシー以外の車種でのお見積りも無料でご案内いたしております。
ご不明な点も含め、お気軽にご依頼下さい。
後編ではジャンボタクシーのお勧めの利用方法についてご案内いたします。
次回もお楽しみに!
▶続きの記事【ジャンボタクシーの上手なご利用方法・後編】おすすめの利用方法」